荘内病院、18年間にわたり消費税誤徴収 妊婦向け入院着の使用料、延べ3000人分

2022/1/20 14:05
市立荘内病院(資料写真)

 鶴岡市立荘内病院は19日、妊婦に貸し出す入院着の使用料について、約18年間にわたり延べ約3千人分の消費税を誤徴収していたと発表した。2012年1月以降の該当者に口座振り込みで返金する。返還額は約20万円を見込むが、案内状の発送や振込手数料などで、さらに経費が生じる。

 検査料や介助料など出産に関する費用は1991年の消費税法改正で非課税となったが、同病院は2003年7月から課税扱いになっていた。長期にわたるため、さかのぼっての調査が難しく、誤りの要因は分かっていない。

 返還対象は12年1月~21年12月の入院着代の消費税相当額。1日の使用料は税抜き67~82円で、返還額は税率に応じ3~8円になる。今後金額を精査し、2月中に案内を発送する予定。返金は3月中旬~下旬と見込んでいる。民法上の債権の消滅時効(10年)を踏まえ、11年12月までの利用者への返金は見送られる。

 県外で同様の事例があり、1月5日付の県の通知を受けて調査し、判明した。同病院医事課は「ご迷惑をお掛けした皆さまに心からおわびする」と陳謝し、改正された法令などの十分な把握を徹底し、複数人でのチェック体制の構築を図るとしている。

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