真野(山形中央)4位、かみ合わず 全国高校スケート・女子1000

2022/1/20 11:46

 スピードスケートの全国高校選手権は19日、青森県八戸市のYSアリーナ八戸で男女各種目を行い、県勢は女子1000メートルで2年ぶりの優勝を狙った真野美咲(山形中央)が1分21秒07で4位。この種目で同校選手による5年続けての制覇はならなかった。同3000メートルの重堂沙姫(同)は4分29秒22の9位で惜しくも入賞を逃した。

 20日は男女の1500メートルと男子1万メートルが行われる。

【焦点】動き硬く、天仰ぐ

〈女子1000メートル〉4位となった真野美咲(山形中央)=青森県八戸市・YSアリーナ八戸

 このレースに懸けてきたからこそ、ショックは大きかった。女子1000メートルで真野美咲(山形中央)は4位に終わり2年ぶりの頂点に届かず、ゴール後はぼうぜんと天を仰ぐしかなかった。「滑りの感覚が最後までかみ合わなかった」。表彰台も逃すまさかの展開に、悔しさをかみしめながら言葉を絞り出した。

 スタートは上々だったものの、一つ目のコーナーの出口からピッチが思うように上がらない。本来ならここからホームストレートで加速し、テンポよく二つ目のコーナーを抜けるところだが、「動きが硬く、持ち味が影を潜めた」と小野俊監督。後半に持ち直したものの、本人は「公式練習や前日のアップの方が感覚的にしっくりしていた。それをレースにつなげられなかった」とうつむいた。

 復活を期した大会でもあった。国際舞台を経験し全国の頂点にも立つなど1年時は華々しく活躍したが、2年時は度重なるけがに悩まされた。本調子には程遠く不本意なレースが続いたからこそ、最後の全国高校選手権に懸ける思いは強かった。

 「去年の大会が終わった時点で1年後の勝負は始まっていると心に刻んできた」。屋外での階段ダッシュでは吐くまで追い込むなど厳しい練習に正面から打ち込み、戦う体をつくり上げてきた。

 今回のレースで結果につなげることはできなかったが、歯車がかみ合えば飛躍を遂げる可能性は十分だ。残る個人種目は1500メートル。「タフなレースになりそうだが、スタートから攻めていく」と己を奮い立たせた。

重堂(山形中央)入賞まであと一歩

〈女子3000メートル〉9位の重堂沙姫(山形中央)

 ○…女子3000メートルの重堂沙姫(山形中央)は9位で、目標の入賞(8位以内)に一歩届かなかった。中盤でのラップの落ち込みが響き「自分の滑りに集中できなかった」と残念がった。

 同走選手との勝負を意識するあまり滑りに力みが生じ、1400~1800メートルのラップがこれまでの34秒台からいきなり36秒台に落ち込んだ。力強さが求められる軟らかい氷に疲労も蓄積して伸びを欠くなど、悔やまれるレース展開に「もう少しで入賞できたのに」と顔をしかめた。

 とはいえ、自己ベスト(4分27秒09)は今大会なら6位相当の記録。滑りの感覚が上向く1年生は「自分の立ち位置を確認することができた。記録を更新していけばもっと上にいける」と前を向いた。

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