県内第6波感染者、20代以下が半数以上 6割超が2回接種済み

2022/1/20 11:30
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は19日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者に関し、昨年12月29日から今年1月18日公表分の年代別内訳とワクチン接種歴を明らかにした。流行第6波の感染傾向を示すもので、全体の半数以上を20代以下の若年層が占め、6割超がワクチンを2回接種済みでも感染していた。

 県は、年末年始で感染が確認され始めた12月29日公表分を起点とした。この期間に感染が公表されたのは男女308人で、このうち65歳以上の高齢者は30人(9.7%)だった。

 年代別は▽9歳以下が28人(9.1%)▽10代が45人(14.6%)▽20代が106人(34.4%)▽30代が39人(12.7%)▽40代が29人(9.4%)▽50代が23人(7.5%)▽60代が15人(4.9%)▽70代が11人(3.6%)▽80代が5人(1.6%)▽90歳以上が7人(2.3%)。

 20代の感染が突出しており、クラスター(感染者集団)には至っていないものの、会食が起因したケースが目立つという。一方、クラスターが発生した酒田市の特別養護老人ホームをはじめ80、90代の感染者も増え始めてきた。重症化リスクが懸念されるため、県はオミクロン株への置き換わりが進む中で症状などを注視していくとしている。

 2回接種完了後も陽性となる「ブレークスルー感染」が幅広い世代で確認されている。接種対象外の年代も含め、308人の感染者のうち▽2回接種済みが189人(61.4%)▽1回接種のみが3人(0.9%)▽未接種が72人(23.4%)▽不明が44人(14.3%)。70代の感染者11人は全員が2回接種済みで、10~60代は5~9割が2回接種済みだった。

 県は「ワクチンの3回目の追加接種を早急に進めていきたい」とし、「20代を中心に若年層の感染が目立つ。感染防止対策の一層の徹底をお願いしたい」と呼び掛けている。

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