全日本スキー連盟は19日、北京冬季五輪代表選手を発表し、本県関係はフリースタイルスキー女子ハーフパイプで長井市出身の鈴木沙織(32)=城北信用金庫・山形中央高出=が選ばれた。五輪出場は2大会連続。
高校までアルペンに励み、資生堂美容技術専門学校(東京)を出て美容師として働いた後、ハーフパイプに取り組んだ。2018年平昌五輪は14位、21年世界選手権は8位。今年1月のワールドカップ(W杯)は今季自己最高の6位で、代表入りを確実にしていた。
本県関係選手の代表決定はスピードスケート、バイアスロンに続いて6人目。冬季五輪の同一大会に出場する選手数としては、平昌大会に並んで最多となった。
できること丁寧に
鈴木沙織の話 無事、オリンピック出場が決まり、ほっとしている。(初出場の)前回は自信で満ちあふれていたような感じだった。今回はあまり自信もなく「とにかくできることをやろう。そうすれば結果はついてくる」と思い、ここまで来た。あと少し、周りの方々から力を借りつつ、できることを一つ一つ丁寧に行っていきたい。
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