県全体、警戒レベル2 新型コロナ、感染拡大受け引き上げ

2022/1/20 08:00
新型コロナウイルスの感染者が再び急増。県全体の注意・警戒レベルが引き上げられ、飲食店が立ち並ぶJR山形駅周辺では徒歩や車で家路を急ぐ人の姿が目立った=山形市香澄町1丁目

 県は19日、県庁で新型コロナウイルスの危機対策本部会議を開き、県内での感染拡大や病床使用率の上昇などを受け、県全体の注意・警戒レベルを「レベル2(警戒)」に1段階引き上げた。「レベル2」はまん延防止等重点措置の適用要請を検討する感染状況で、県は今後の医療逼迫(ひっぱく)状況などを踏まえて要請の可否を判断するとしている。

 県が19日に公表した新規感染者数は、過去2番目に多い66人。同日現在、病床使用率28.3%、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)25.51人、1週間の累計275人は、いずれも「レベル2」の目安を上回っている。重症者はゼロで、多くは無症状や軽症という。県内感染の9割ほどが感染力の強い変異株「オミクロン株」とみられている。

 レベル引き上げに伴い、県民や事業者に求める行動を見直した。ビジネスや通学、通院、受験などを除き、まん延防止措置の適用地域とは不要不急の往来を控えるよう要請。会食は職場や家族などに限定し、事業者にはテレワークや時差出勤などの活用を呼び掛けている。

 「レベル2」はまん延防止措置の検討や会食時の人数制限、飲食店への時短要請を主な対策に掲げている。県は飲食店でクラスター(感染者集団)が発生していないことなどから、具体的な人数制限や時短要請は見送った。

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