20代中心、感染急増 酒田・基本的予防策の徹底必要

2022/1/19 11:55

 酒田市では12日以降、新型コロナウイルスの新規感染者が連日確認され、18日までの1週間で61人に上る。20代が半数を占め、感染割合を県内全域や庄内地域と比べると2~3倍の状況だ。市などは感染経路などが一定程度確認できていることから、市中感染の可能性は低いとみているが「油断はできない状況。改めて基本的な予防策の徹底が必要」と警戒を強めている。

 同市では昨年10月2日以降、感染者は出ていなかったが、今月5日、3カ月ぶりに陽性者を確認。16日以降は10人以上が続き、17日には18人に上った。同市の人口規模の約10万人当たりで換算した新規陽性者数を18日現在で比較すると、庄内地域は31.52人、県全体は23.49人だが、同市は61.47人となる。

 「3カ月間新規感染者ゼロが続き、急激に増えた印象。市中感染も懸念されるが、現段階では感染経路などは一定程度、把握できている」と関係者。発症時期や行動歴などから、年末年始で人の動きが活発化したことや、帰省した人との飲食を伴う接触などが増えたことが要因として考えられるという。

 ただ、行動範囲の広い20代が多い点は大きな懸念材料だ。関係者は「昨冬に比べ、ワクチンも接種していることなどから、県外往来や飲食の場について警戒感が薄れているかもしれない」とし、市内のドラッグストアなどで受けられる無料検査も活用しながら感染拡大を防止してほしいと強調した。

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