「更生とは人が人を許すこと」 「前科者」上映会、岸監督(最上出身)舞台あいさつ

2022/1/19 10:52
作品に込めた思いなどを語った岸善幸監督=山形市・フォーラム山形(撮影時のみマスク外す)

 罪を犯した人に寄り添って、更生を支える保護司の姿を描いた映画「前科者」の先行上映会が18日、県内3映画館で開かれた。最上町出身の岸善幸監督(57)が舞台あいさつを行い、作品に込めた思いを語った。

 山形市のフォーラム山形では、保護司を題材にした作品について「警察や裁判官などと違い、何もできないからこそ新しい犯罪ドラマを作れると思った」と製作当初の狙いを紹介。「更生とは人が人を許すこと。主人公の生き方や行動が今の世の中にあってもいいんじゃないかと思う」などと話した。

 役者を信頼し、テストをせずに撮影する演出スタイルの岸監督。今回は主人公の保護司を演じた有村架純さんやメインの森田剛さんをはじめ、役者のすごさを実感したとし「僕の想像を超えてきた。初めてモニターの後ろで涙を流した」と明かした。

 ほかに、フォーラム東根とムービーオンやまがたでも先行上映会を開いた。映画の全国公開は28日から。

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