地吹雪、交通網を寸断 庄内地域・立ち往生続発、停電

2022/1/19 10:04
地吹雪の影響で視界が悪く事故やスタック車両による通行止めが多発した庄内町=18日午後0時9分、同町廿六木

 庄内地域では18日、朝から大雪や地吹雪による交通障害や停電が発生した。南北に走る庄内の大動脈・国道7号は三川町と酒田市の間で車両の立ち往生が続発した。日本海東北自動車道(日東道)の通行止めも重なり、迂回(うかい)路は地吹雪にも見舞われ大渋滞。終日、交通網がまひした。

 国道7号では同日午前7時35分ごろ、同市広野で乗用車数台が道路脇の吹きだまりにタイヤをとられ、動けなくなった。車両の救出や除雪のため、現場周辺は最大約7キロ区間が同8時25分ごろから約8時間半、全面通行止めとなった。この区間は2週間前も車両が立ち往生し、通行止めになったばかり。国土交通省酒田河川国道事務所によると、こうした事態が相次いだケースはなく、「雪の多さが原因とみられ、今後対策を講じていく」としている。

 午前8時20分からは、山形自動車道の鶴岡―鶴岡JCTと、日東道の鶴岡西―庄内空港の両区間が、地吹雪のため全面通行止めになった。国道7号には、車両が立ち往生していることを知らず、高速道から流れる車もあった。周辺の県道を含めた迂回路には交通量が集中。地吹雪が吹き荒れる中、車は徐行せざるを得ず、大規模な渋滞は夕方まで続いた。

 庄内平野を東西に結ぶ主要地方道余目加茂線は地吹雪による事故などで、終日、規制が敷かれた。この他の庄内各地でも道路の寸断が続発する事態となった。

 また、同市浜中と鶴岡市下川では午前11時15分ごろ、計約900戸(街路灯などを含む契約数)が停電。東北電力ネットワーク山形支社によると、強風で高圧線があおられて電柱の腕金に接触し、漏電したことが原因で、約2時間半後に復旧した。

雪が降りしきる中、住宅街でも除排雪作業が進められた=山形市小白川町2丁目

降雪、きょう19日も

 18日の県内は冬型の気圧配置が強まった影響で庄内では暴風が吹き、全域で断続的な降雪に見舞われた。

 山形地方気象台によると、同日午前0時から午後4時までの最大瞬間風速は、酒田市飛島30.3メートル(午後2時23分)小国27.8メートル(同0時39分)酒田23.5メートル(同1時26分)鶴岡20メートル(同3時14分)新庄19.6メートル(午前10時57分)尾花沢15.8メートル(午前6時52分)など。

 同日午後4時現在の24時間降雪量と積雪量は大蔵村肘折28センチ(218センチ)米沢23センチ(110センチ)山形18センチ(50センチ)西川町大井沢17センチ(200センチ)尾花沢15センチ(132センチ)酒田14センチ(4センチ)新庄13センチ(105センチ)など。

 山形市内は時々風雪が強まり、住宅街の道路では通行止めにして路面の雪を削り、排雪していた。

 同気象台によると19日も雪は降り続き、正午までの24時間降雪量は多い所で山沿いが30センチ、平地は20センチが見込まれる。

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