祈り込め、大般若経の転読 山形・立石寺で法要

2022/1/18 15:16
僧侶が大般若経600巻を転読した=山形市・立石寺根本中堂

 僧侶が600巻の大般若経(だいはんにゃきょう)を読み上げる「大般若祈祷(きとう)法要」が17日、山形市山寺の立石寺(清原正田住職)で行われた。読経は転読と呼ばれ、各経文の重要な部分を唱えることで600巻を読み上げたことになるという。

 根本中堂で開かれた法要では、僧侶12人が経本を持って開閉を繰り返しながら転読を進め、新しい年の所願成就を祈った。転読で読経の時に起こる「梵風(ぼんぷう)」が釈迦(しゃか)の教えを広く伝え、1年を無病息災で過ごせるという。信者ら約40人が手を合わせていた。

 清原住職は法話で「去年は新型コロナウイルスの影響で人との関わりが薄くなったと思う。だからこそ、人の付き合いが切れることのない良い年にしたい」と語った。

 同市香澄町2丁目の林重子さん(72)は「地元なので毎年来ている。多くのお坊さんがお経を読んでくれて、ありがたかった」と語った。

 同法要は毎年1月、立石寺を守る山王権現の縁日に合わせ、17日に開催している。山寺観光協会が玉こんにゃくの振る舞いも行った。

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