「加勢鳥」の演舞公開2カ所のみ 上山で来月、練り歩きせず

2022/1/18 13:11

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 2月11日に開催する上山市の民俗行事「加勢鳥(かせどり)」について、主催する加勢鳥保存会は17日までに、一般公開の演舞を上山城とJRかみのやま温泉駅前の2カ所のみとすることを決めた。新型コロナウイルス感染対策で規模を縮小し、市街地の練り歩きは2年連続で実施しない。

 昨年はコロナ禍を受け、市内の月岡神社で神事だけを行った。今年は午前10時に上山城正門前で祈願式を行い、会員による加勢鳥15羽ほどがその場で演舞。旅館などを訪問した後、午後1時にJRかみのやま温泉駅前で踊る。今後の感染状況によっては一般公開についても再考するという。

 保存会事務局の市観光物産協会は「感染急拡大で予定を変更することになり悔しいが、やむを得ない。演舞見学の際はマスク着用など感染対策をしっかりしてほしい」としている。

 加勢鳥は江戸時代の寛永年間に始まったとされる旧正月の伝統行事。わらで編んだ「ケンダイ」をかぶって歩く加勢鳥に、冷水を浴びせて商売繁盛や五穀豊穣などを祈願する。明治時代に途絶えたが1959(昭和34)年に復活し、毎年2月11日に開催している。

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