安全な雪下ろし三つのポイント 大石田・克雪アドバイザー二藤部さんに聞く

2022/1/18 11:23

 今冬は県内も大雪に見舞われ、除雪に伴う事故も相次いでいる。特に雪下ろし中の転落などは大けがにつながりやすい。大石田町の克雪体制づくりアドバイザー二藤部久三さん(66)は、安全な作業のために気を付けるべき三つのポイントを挙げ注意を促している。

◇地面に雪を残しておく

 一つ目として、屋根の雪を下ろす際は、地面の雪を残しておくこと。地上の積雪は、万一転落した際に衝撃を和らげ、けが防止や救命に役立つ。二藤部さんは「屋根から下ろした雪もクッションの役割を果たす。屋根の上の作業を終えてから、駐車場や軒下の除雪をしてほしい」と助言する。

◇はしごをしっかり固定

 二つ目は、はしごの扱い。上り下りする際に、はしごがずれて転落するケースが目立つ。はしごの接地面が凍って滑るのが原因の一つだ。「ずれ動かないようにするには、はしごを軒下に積もった雪に挿して固定させるのが良い」とする。積雪がない場合も雪を運び入れて固定し、はしごの中央部(できれば上部も)をロープでしっかり結べば安定感はぐっと増す。

◇用具ロープで引き上げ

 三つ目は、スコップやスノーダンプといった除雪用具を持ったまま、はしごを上らないこと。「道具を持って上ると必ずはしごから手が離れる瞬間が生じ、転落の危険性が高まる」と指摘する。屋根の上に道具を上げる場合は、先に上った人がロープなどを使って引き上げることが大切だ。

 加えて、雪下ろしの際は命綱、ヘルメットを必ず着用し、2人以上で行うことが基本となる。作業前に近所へ声を掛けておくことも有効だ。

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