激闘、大場(新庄北)V2 県高校スキー、距離女子5キロクラシカル

2022/1/17 13:09
〈距離女子5キロクラシカル〉粘り強い滑りで頂点に立った大場友咲(新庄北)=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場

 第71回全国高校スキー大会県予選会を兼ねた第73回県高校スキー大会は16日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場などで距離の男女クラシカルとジャンプ、複合の後半飛躍を行った。距離の男子10キロは岸益幹(新庄北)が29分24秒2で競り合いを制し、女子5キロは大場友咲(同)が序盤でペースを握り16分42秒1で頂点に立った。

 ジャンプは落合創太(米沢興譲館)が1回目68メートル、2回目67メートルの合計102.5点で勝利した。複合は丸田流星(日大山形)のみの出場。

 17日は距離の男女リレーとアルペンの男女大回転が行われる。

【ヒロイン】「パワーでガツガツ」姉の意地

 先行する選手と、抜きつ抜かれつの展開。距離女子5キロクラシカルで優勝した大場友咲(新庄北)はレース後「苦しかった」と振り返った。昨年同種目を制した実力者は激しいトップ争いの末、泥臭く連覇をつかみ取った。

 15秒先にスタートした西塚結(北村山)を追い、3キロすぎに初めて前に出た。だが西塚も粘り強く、何度も前後が入れ替わる展開になった。大場は「最後まで競れば優勝できる」と信じて必死に追い、捉えた背中を離さなかった。

 前日の5キロフリーは3位。「全然納得いかない。得意のクラシカルで絶対優勝する」という思いが強くなり過ぎ、硬くなったという。だが「パワーでガツガツ滑る」(大場)という持ち味を失わずに競り勝った。自信と課題を得て「昨年のインターハイは入賞。今年は優勝したい」と力強く語った。

 妹の明咲(福原中1年)が前日の県中学総体スキー競技大会女子3キロフリーで優勝。同クラシカルも制し、刺激になった一方で「焦りもあった」と本音を語る。「(妹は)自分のようになりたいと言うけど、逆にいつも刺激をもらっているのは私」と感謝を語り「お姉ちゃんの意地を見せられたかな」と笑った。

〈距離男子10キロクラシカル〉競り合いのレースを制した岸益幹(新庄北)

岸(新庄北)最初から全開 距離男子10キロクラシカル

 ○…男子10キロクラシカルを制した岸益幹(新庄北)は「最初から飛ばそう」と決めていた。他選手を次々に追い越し、ゴール直前で上位を争う選手とデッドヒートを演じた。終盤でも力を緩めずに踏ん張り、2位を2秒7差でかわして頂点に立った。

 「調子が良かった」と出足は軽快だったが、15秒先にスタートしていた松田悠真(新庄南金山)には「追い越してもすぐ後ろにつかれ重圧があった」と岸。競り合って2周目の標高最高地点で疲労はピークに達した。くじけそうになった時、高橋鉄也監督の声が聞こえた。「ここからだ。負けるな」。再びギアが上がった。

 優勝につながったのは勝負どころで粘り強い滑りができたからこそ。「良かった」とほっとした様子を見せた後、「全国では優勝を狙って頑張りたい」とすぐに気合を入れ直した。

落合(米沢興譲館)が優勝 ジャンプ

 ジャンプ優勝の落合創太(米沢興譲館)の話 大会直前に左脚を痛め、ベストコンディションで臨むことができず未熟さを感じた。課題のアプローチ(助走)は、2回目に重心を後ろにしてうまく修正できた。全国では2年生だろうと臆せず優勝を狙う心構えで挑みたい。

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