共通テスト予定通り終了、県内トラブルなし

2022/1/17 08:46
試験を終え、ほっとした表情で会場を後にする受験生=酒田市・東北公益文科大

 大学入学共通テストは16日、全国の会場で理科と数学が実施され、2日間の日程を終えた。生活に身近なテーマを題材に考察する設問が随所に盛り込まれた。各大学は新型コロナウイルスの「オミクロン株」急拡大に伴う感染対策を徹底。初日に東京都文京区の東大前で刺傷事件が起き、2日目は津波の影響で岩手県宮古市の会場が中止になるなど、異例のテスト期間となった。

 16日の県内6会場でトラブルはなく、予定通りに日程を終えた。15日に東京の会場で受験生が切り付けられた事件を受け、各会場の警戒が強化された。受験生以外の敷地への立ち入り禁止を徹底し、警備員やパトカーによる巡回を増やすなどした。

 本県の志願者数は3735人。16日の受験率は▽理科(1)(基礎4科目)49.5%▽理科(2)(専門4科目)41.6%▽数学(1)(数学I・Aなど)85.6%▽数学(2)(数学II・Bなど)78.5%―だった。

受験生のひとこと

 新型コロナウイルスの感染拡大や前日までの大雪に見舞われながら、本県での大学入学共通テストは16日、予定通りに日程を終えた。「無事に終わった」「力を出せた」―。受験生はひと安心して次の試験に気持ちを向けた。

 ▽関口由香さん(18)=山形学院 現代社会などでは勉強してきた成果を発揮することができた。新型コロナウイルスによる休校もあったが、先生たちがいろいろ教えてくれたおかげであまり影響はなかった。まずは試験が終わってほっとしている。

 ▽菅桜太郎さん(18)=長井 15日朝、乗る予定だった列車が雪の影響で運休するトラブルがあったが、父に車で送ってもらい間に合った。気持ちを切り替えて試験に臨み、最低限の力は発揮できた。きょうはゆっくり休み、2次試験に向けて頑張りたい。

 ▽相馬美月さん(18)=鶴岡東 出題傾向は大きく変わらず、予想問題や模試の復習などをしていれば対応できる内容だったと感じた。現代文は知っている内容の文章があり解きやすかった。私立大志望なので、結果を踏まえて目指す大学を絞り込んでいきたい。

 上田明里さん(18)=酒田東 酒田市で感染者が増えていることから、会場では感染対策の徹底を求められた。国語の出題形式がこれまでと少し異なり、戸惑ってしまいうまく時間配分できなかった。手応えはまずまず。無事に終わってほっとしている。

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