里芋をつぶして丸め、自由に味付けした「里芋ボール」を作るイベントが16日、オンラインで開かれた。参加者たちはそれぞれの調理方法で、個性あふれる料理を手掛けた。
イベントは県青年国際交流機構が在山形ベトナム人協会の協力を得て開催。全国各地や米国などから約60人が参加し、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」でつないだ。参加者は蒸してつぶした里芋をたこ焼き器で焼いたり、油で揚げてコロッケ風にしたり、アイデア豊かに仕上げた。
山形市の旧西村写真館の会場には同協会のベトナム人技能実習生ら4人が集合。ココナツミルクや薄く切った里芋、米粉などを混ぜて蒸したベトナムの菓子を作った。同市の会社で技能実習生として働くパン・ティ・テゥイ・キェウさん(21)は「ベトナムの料理を紹介できてうれしい」と胸を張った。
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