ケアスペース(山形)が最優秀賞に 県など企画、ビジネスコンテスト

2022/1/16 12:04
8チームが産業創出につながるようなビジネスプランを発表したコンテスト=山形市、スタートアップステーション・ジョージ山形

 本県産業をけん引するビジネスを創出するため、起業支援の研修を受講した上で起業後3年未満の創業者らが独自企画を発表する「やまがたビジネスプランコンテスト」が15日、山形市の霞城セントラルにある県の創業支援拠点「スタートアップステーション・ジョージ山形」で開催された。最優秀賞にはITを活用し介護分野の人手不足対策などを図る「CARESPACE(ケアスペース)」(山形市)の企画が選ばれた。

 単に内容を競うのではなく、コンテストに参加する過程でアイデアの具現化、顧客価値創造などについて専門家の研修・助言を受けられ、プランをブラッシュアップできるのが最大の特徴。コンテストには応募があった22チームから書類選考を突破した8チームが出場した。この場の発表に対しても専門家の助言を受けられるほか、金融機関、投資家らも出席し、出会いの場となっている。

 8チームは、地方タクシーの空き時間を活用し、観光案内や介護施設への送迎、宅配などを展開できる車両管理・配車システムや、酒蔵ツーリズムによる日本酒の世界発信と地域活性化など、独自の企画を発表。専門家、投資家らからは「特定の分野でトッププレーヤーになり、そこから他分野に拡大した方がいい」などの助言があった。オンラインの聴講者からも「応援している」「投資してみたい」などのコメントが寄せられた。

 小野寺忠司山形大国際事業化研究センター長を委員長に、教育や金融機関、行政などの関係者5人が審査員を務めた。新規性、独創性、市場性、収益性などの基準で審査した結果、最優秀賞(ベストビジネスプラン賞)に、介護事業所とケアマネジャーとの情報共有や介護事業所と要介護者とのマッチングなどをオンラインで行うプラットフォームを提供するケアスペースの事業が輝いた。ほか3賞を含め、4チームに、起業支援の専門家から個別指導を2回受けられる権利が贈られた。

 コンテストは、県内での創業を後押しする県のスタートアップ支援事業の一環で、昨年度に続き2回目。山形放送が事業を受託して行われた。

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