高橋(山形中央高)自分の力試したい 世界ジュニアSスケート代表入り

2022/1/14 11:37
世界ジュニア選手権の代表入りを果たした高橋美生(山形中央高)。さらなる飛躍に期待が高まる=昨年12月31日、長野市エムウェーブ

 スピードスケート女子の高橋美生(みお)(17)=山形中央高=が、オーストリア・インスブルックで28~30日に開催される世界ジュニア選手権に出場する。高校で飛躍を遂げた気鋭の2年生は個人種目や団体追い抜きでの滑走が見込まれ、「自分の滑りがどこまで通用するか試したい」と初の海外遠征に意欲十分だ。

 専門は1500メートルと3000メートルで安定感のある滑りが持ち味だ。大学生も含めての選考レースとなった先月の全日本ジュニア選手権では3000メートル3位、1500メートル5位。当初はリザーブだったが、代表メンバーが北京冬季五輪出場を決めたことで繰り上がった。「本当は選考レースの段階で決めたかった」と本音を漏らすが、「せっかくのチャンスを生かしていきたい」と前向きに捉える。同じ会場で22、23日に開かれるジュニアワールドカップ(W杯)の最終戦にも出場予定だ。

 実績のある先輩に憧れて北海道・士幌中央中から山形中央高に進学。全国トップ級がそろう刺激のある環境に身を置き、昨季は1年生ながら全国高校選手権で2種目入賞を果たすなど、着実に成長の階段を駆け上がった。

 爆発的なパワーや瞬発力を求め、今季に向けたオフシーズンは有酸素運動に重点を置いて持久力やフィジカル面の強化に励んだ。滑りの質を高める練習を意識し、シーズン中は滑走技術の細部にまで課題を設けながら修正を重ねてきた。貪欲な姿勢が躍進の源泉で「最後までラップが崩れないような滑りに近づいてきた」と手応えを感じている。

 昨年末には長野市エムウェーブで開かれた北京冬季五輪代表選考会にも出場。夢舞台を見据えた国内トップ級のレースに触れ「独特の緊張感があった」と振り返る。代表入りを決めた母校の先輩4人の姿にも「すごく刺激を受けた」と目を輝かせる。

 世界ジュニア選手権では3年前に、同五輪代表の小坂凛(20)=三重県スポーツ協会=、ウイリアムソン・レミ(22)=大東大=の先輩2人が団体追い抜きメンバーとして金メダルを獲得。ともに世界で戦う自信を深め、シニアの舞台で活躍を続けるきっかけとなっただけに、高橋は「金メダルを取って後に続きたい」と力を込めた。

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