県内私立高入試、調査書選考や予備日 感染、濃厚接触者への対応

2022/1/13 11:51

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 新型コロナウイルスの感染が広まる中、県内の私立高校入試が今月下旬から始まる。感染者や濃厚接触者となった生徒の受験機会が奪われないように各校が対応を定めている。筆記試験なしの調査書のみによる選考のほか、予備日などを設けて対応する学校もある。

 日大山形高(山形市)は1月28日に実施する一般入試について、感染者や濃厚接触者になった場合は中学校の成績や活動をまとめた調査書による選考としている。濃厚接触者でもPCR検査の結果が陰性で受験当日に症状がなければ別室で受験できる。17日の推薦入試を受験できなかった場合は28日の一般入試後に予備日程を設けた。同様の対応を取る高校は他にもある。

 ただし日大山形高の担当者はあくまで現段階の方針とし「感染状況によって校長が判断することになる」と話す。同校では昨年、濃厚接触者とされた中学生が通う学校の受験生全員を調査書で選考した。その時の状況に応じた対応を取るという。

 2月1、2日に入試を予定している米沢中央高(米沢市)は、高校側の感染によって実施できない場合、1週間後にずらして8、9日に行う。受験生が感染した場合は2月13日の予備日に受験できる。

 羽黒高(鶴岡市)は例年、日程を分けて入試を実施している。今年は1月25日にA日程(5教科)、2月12日にB日程(3教科)、3月18日にC日程(3教科)を設けた。感染者や濃厚接触者となり、メインのA日程を受験できなかった生徒はB日程に回ってもらう。インフルエンザなど、他の感染症についても同様の対応としている。

 酒田南高(酒田市)は1月25日に専願や推薦の入学試験を行う。関東や近畿など県外からの受験生もいるため、試験会場を県内からと県外からで分ける措置を講じる。担当者は「直前まで感染拡大状況を見て、柔軟に対応する」としている。

 試験当日は検温や換気などを各校で徹底する。2月1日に一般入試を行う山形城北高(山形市)は試験3日前から試験室を使用禁止とし、校内で感染が発生した場合に備える。担当者は「受験生が安心して試験を受けられるようにしていく」と話している。

 3月10日の県立高校入試については県教育委員会が詳細な受験可否の方針などを取りまとめており、近く中学校に周知するという。

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