サッカーJ2・モンテディオ山形のキックオフイベントが10日、山形市のやまぎん県民ホールで開かれ、11選手を新たに迎えた新体制が始動した。今季のスローガンは「圧倒的」の意味を込めた「ブッチギレ」。会場に訪れたファン約1600人とJ1昇格の約束を交わした。
冒頭のあいさつでチーム運営会社の相田健太郎社長は「新エンブレムの元年として恥じない1年にしたい。過去一番の事業実績を目指す」と強調し、スローガンを掲げた。4季連続で「YAMAGATA ICHIGAN」のフレーズと組み合わせ、「戦績や業績であと一歩、もう少しということが非常に多かった。結果にこだわる」と込めた思いを伝えた。
MF新垣貴之選手を除く10人が出席した新加入選手記者会見では、各選手が新天地での抱負を口にし、背番号の発表を兼ねて全選手が登壇した。
指揮2年目を迎えたピーター・クラモフスキー監督は「日本最高のフットボールをしたい。そして、皆さんは日本最高のサポーターになってほしい」とあいさつ。複数のアトラクションに続き、チーム最年長の32歳、DF山田拓巳選手が「力の差はなく、1点を争う僅差の試合が続くだろう。相手より走ってハードワークをし、難しい試合に勝つたくましさを身に付けていく」と意気込んだ。
クラブによると、オンライン配信では約1000人が視聴。司会は2014~18年に在籍した松岡亮輔さんらが務めた。
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