岡田准一さん主演「アクションに期待」 深町秋生さんの小説「ヘルドッグス」今秋映画化

2022/1/3 10:00
2022年秋に全国公開される映画「ヘルドッグス」の一場面(c)2022「ヘルドッグス」製作委員会

 山辺町在住の作家・深町秋生さん(46)の小説を原作にした映画「ヘルドッグス」が、今年秋に全国公開される。監督・脚本は原田真人さん、主演は岡田准一さんと、ヒット作を放っている2人がタッグを組んだ。深町さんは「正義や友情、愛を重んじて、狂気やバイオレンスの道に転がり落ちていく哀(かな)しい人間たちの物語。迫力に満ちながらも、心揺さぶる切ないストーリーになると思う」としている。

 原作は「ヘルドッグス 地獄の犬たち」。極秘任務のため、警視庁から暴力団組織に送り込まれた潜入捜査官の葛藤を描いた作品で、第20回大藪春彦賞の候補となるなど話題となった。映画では、岡田さんをイメージして原田監督が脚本を執筆。正義も感情も捨てて暴力団に潜入し、腕っぷし一つでのし上がる主人公・兼高昭吾を岡田さんが演じる。

深町秋生さん

 原田監督と岡田さんは、ともに歴史小説が原作の映画「関ケ原」「燃えよ剣」に続いてタッグを組む。このコンビが手掛けることを知った深町さんは「びっくりした。前2作の次が『ヘルドッグス』ということで、『ついに俺も司馬遼太郎の域にまで達したか』と冗談めかして自慢してます」と話す。格闘技マスターの一面も持つ岡田さんは今作で、アクションの振り付けも担当しており、深町さんは「リアリティーたっぷりなアクションが展開されるのでは」と期待を寄せている。

 撮影は新型コロナウイルス禍で延期になりながら、昨年4、5月に行われた。岡田さんは「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレていました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思う」、原田監督は「岡田さんに野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができた」などとそれぞれコメントしている。

 深町さんは2004年に「果てしなき渇き」が「このミステリーがすごい!」大賞に輝き、デビューした。同作は14年に「渇き。」として映画化された。

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