山田康は神奈川県出身。小学時代から横浜Mの下部組織に在籍し、2018年にトップチームに昇格した。19年のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)日本代表で、J1名古屋などの所属を経て今季、山形に期限付き移籍で加入した。
当初はボランチを担い、4月の監督交代を機にトップ下に位置を変更。かつて師事したピーター・クラモフスキー監督の下で存在感が増した。ボールを扱う優れた技術、豊富な運動量で攻撃をけん引し、献身的な守備でもチームに貢献した。
横浜Mでは「ハマのプリンス」の愛称で親しまれた逸材。攻守両面の働きを評価した山形側からオファーを受け、完全移籍を決めたという。
樺山は期間満了、退団 岡崎、藤田、加藤が契約を更新
モンテディオ山形は23日、J1横浜Mから育成型期限付き移籍で加入したMF樺山諒乃介(19)が期間満了で退団すると発表した。
大阪府出身で、2021年に興国高(大阪)から横浜Mに加入。7月に移った山形では左サイドハーフを担い、鋭いドリブルで見せ場をつくった。山形のリーグ戦出場は16試合で2得点。クラブを通じ「モンテディオ山形で得た経験を生かし、もっと成長した姿を見せられるように頑張る」などとコメントした。
クラブは同日、MF岡崎建哉(31)、MF藤田息吹(30)、MF加藤大樹(28)と来季の契約を更新したと発表した。今季のリーグ戦出場は岡崎が19試合、藤田が33試合5得点、加藤が28試合7得点だった。
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