本県の芋煮、全国一 うま味活用した郷土料理コンテスト

2021/12/12 12:28
優勝作品の芋煮

 食文化の伝承や減塩による健康的な食への貢献を目的に、全国各地から郷土料理のレシピを募る「うま味調味料活用! 郷土料理コンテスト2021」で、本県の管理栄養士たちが応募した「芋煮」が優勝し、神奈川県の味の素グループうま味体験館で11日、表彰式が行われた。少ない塩分でも満足できる味に仕上げ、下処理時間を短縮するなどの工夫が高評価を得た。

 コンテストは日本うま味調味料協会(東京)が主催し、6回目。全国の学生や調理師などから67件のエントリーがあり、ともに管理栄養士で山形市の高橋実梨さんと西田久美子さんのチーム「ぐるもん」が優勝した。準優勝には岡山県のチームが応募した「蒜山(ひるぜん)おこわ」が選ばれた。

 表彰式で表彰状を贈られた高橋さんと西田さんは、しょうゆ味のオリジナルレシピを紹介し、本県に根付く芋煮会のルーツや内陸風と庄内風の調理法があることをPR。今回は、うま味調味料をこんにゃくの下処理や牛肉の下味のために活用するなど工夫し、誰でも作れるように具材は冷凍食品のサトイモ、ささがきゴボウを選択したとした。

 また、減塩率は伝統的な作り方の48%になるとし、「山形のソウルフードだからこそ、食生活に制限がある人も不安なく食べられるようにした」と説明。試食した審査員からは講評で、料理初心者や時間がない忙しい人でも作りやすいなどと評価された。

 入賞レシピなど詳細は今後、同協会のホームページで公開される。高橋さんと西田さんは「自分たちが大好きな料理という分野で受賞し、さらに山形の郷土料理を全国の人に紹介できる機会を得られてうれしい」と話した。

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