蔵王観光、もっと楽しくもっと便利に カフェ12日開店、地産地消に力

2021/12/10 11:58
地元の野菜やそばにこだわったメニューを提供する「そばカフェMONZA。」=山形市蔵王温泉

 山形市蔵王温泉の複合施設「ZAOセンタープラザ」に、地元の野菜やそばにこだわったカフェが12日、オープンする。近場での旅行を楽しむマイクロツーリズムなどを見据え、気軽に立ち寄ってもらえる場所を想定している。

 センタープラザは土産店や宿泊施設、温泉などを備える施設。手打ちそばなどを提供するレストランがあったが、新型コロナウイルスの影響で、団体客や海外客が激減している。今後増加が見込まれる個人旅行客などを想定し、運営する蔵王サンハイム(同市、舩見勝代表取締役)が気軽に立ち寄れるカフェに転換することにした。事業費は約1500万円で、国の補助金も活用した。

 カフェの名前は「そばカフェMONZA(モンザ)。」。健康促進や地産地消をコンセプトに西蔵王などの農家から野菜を仕入れる。メニューは、野菜や果物に強い圧力をかけて素材の水分を絞り出すコールドプレスジュース(800円)やそばの実バーガー(660円)、そば粉ガレット(750円)など。テークアウトにも対応する。

 テーブル席のほか、畳のスペースやキッズコーナーも設け、ワーケーションを想定したコンセント付きのテーブルもある。内装を山新建装(山形市)が手掛け、ぬくもりを感じられる空間に仕上げた。営業時間は午前11時~午後4時で、火曜定休。24日まで、先着30人に入浴割引券をプレゼントする。問い合わせ023(694)9251。

温泉第一リフト一新、きょう無料開放

リニューアルされた蔵王温泉第一ペアリフト=山形市・蔵王温泉スキー場上の台ゲレンデ

 蔵王温泉スキー場の上の台ゲレンデにある蔵王温泉第一ペアリフトがリニューアルされた。11日のスキー場開きに先立ち、ゲレンデの積雪状況を見ながら10日に無料開放する予定。

 開放する予定時間は10日の正午から午後3時。9日時点の積雪は25センチだった。新しいリフトは速度の調整が可能で、乗降に不慣れな人や子どもも利用しやすくなるほか、安全バーやストッパーが付き、安全性が向上する。全長は従来より約40メートル短くなり、約440メートル。蔵王温泉観光(岡崎弥平治社長)が運営する。

 老朽化に伴う更新で、唐松リフトから支柱、座席となる搬器などを移設。ワイヤや座面、背面などは新しくした。事業費は約2億円で、観光庁の補助事業も活用した。同社は「皆さんに愛されるリフトを目指す。安全輸送に努めたい」としている。今後の維持・運営のためのクラウドファンディング(CF)にも取り組んでおり、CF専用サイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で詳細が確認できる。

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