ワーケーション、心身にどう影響? 都内の企業が高畠・熱中小学校で実証実験

2021/12/9 12:03
活発な議論を繰り広げる内田洋行の社員=高畠町・熱中小学校

 都内企業によるヘルスケアワーケーションの実証実験が8日から、高畠町の大人の学びや「熱中小学校」で始まった。新型コロナウイルスの影響からテレワークが普及する一方で、運動量の低下やストレスの増加が懸念される中、自然豊かな旅先で仕事を行うワーケーションが社員の心身にどのような良い影響をもたらすかを検証する。

 同町旧時沢小を拠点にした熱中小学校の運営を担う一般社団法人「熱中学園」(東京)の理事の一人、大久保昇さんが社長を務める内田洋行(同)が、内閣府の助成金を受けて今回の実証実験を企画した。東北医科薬科大の住友和弘准教授の協力を得て10日までの3日間、機材を使い参加者の血圧や脈拍、歩数、睡眠の質などを計測。都内での勤務時の数値と比べ、環境の違いによりストレスや体調面にどのくらい差が出るかを確かめる。結果は実験終了から約1カ月後に得られるという。

 実験は昨年9月に宮城県丸森町で初めて行われ、今回が2回目。前回は1人でのテレワークが主体だったため同僚間の関係性構築といった面で課題があったことから、今回はディスカッションをメインに行った。

 初日は同社ネットワークビジネス推進事業部の8人が、互いに笑顔を交わしながら活発な議論を繰り広げた。初めて本県を訪れたという深川梓さん(37)は「外には広大で自然豊かな景色が広がっていて、都会では感じられない開放感がある。仕事場の窓から見える景色も美しく、リラックスできる」と話していた。

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