米沢市議、略式起訴 衆院選買収約束、罰金納付し失職

2021/12/8 11:35

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 先の衆院選で当選した自民党候補の選挙運動の見返りに報酬を約束したなどとして米沢市議が逮捕された事件で、山形区検は7日、公選法違反(買収約束、事前運動)の罪で、同市議遠藤正人容疑者(58)=同市南原横堀町=を略式起訴した。山形簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。

 遠藤市議は7日夜、山形新聞の取材に罰金を納付したとし「争うつもりはない。市民の方にはお騒がせして大変申し訳ない」と語った。5年間の公民権停止となり、失職する。

 地検などによると、遠藤市議は衆院選県2区に立候補した鈴木憲和氏を当選させようと、公示前の10月14日ごろ、米沢市の自身の事務所で、市内の40代男性運動員にビラ配りなどの選挙運動の報酬として時給千円を支払う約束をし、事前運動をしたとしている。

 法定外文書や脱法文書の頒布などの文書違反は起訴猶予となった。地検は「認定できた配布の規模が小さかった」などと説明した。

運動員は起訴猶予

 一方、公選法違反(被買収、法定外文書・脱法文書頒布など)の疑いで書類送検された男性運動員について、地検は起訴猶予とした。「関与の経緯が従属的だったことを考慮した」などとしている。

「厳粛に受け止める」 鈴木衆院議員

 鈴木憲和衆院議員は「法律に触れないよう徹底していた中で、このようなことになり残念。有権者の皆さまに申し訳なく、厳粛に受け止めている」とコメントした。

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