舞台ならではの演出、楽しんで 17日、米沢で「武てい式・川中島合戦」上演

2021/12/7 11:41
本番に向けて練習に熱が入る出演者たち=米沢市・伝国の杜置賜文化ホール

 新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続の中止となった米沢上杉まつりのメインイベントを舞台上で展開する「武●(ぶてい)式・川中島合戦Live Stage」が17日午後6時半から、米沢市の伝国の杜置賜文化ホールで上演される。祭りの伝統をしっかりと来年に継続し、市民の元気を取り戻そうと、出演者も裏方も稽古に熱が入っている。

 上杉まつりの代替イベントとして開催中の「なせばなる米沢! 秋・冬の元気回復キャンペーン」の目玉として、祭り関係者らが準備を進めている。武●式は、軍神と呼ばれた上杉謙信の戦勝祈願の儀式を再現。川中島合戦は、例年700~800人が出演し、松川河川敷を舞台に謙信と武田信玄の合戦絵巻を繰り広げている。

 舞台版は、武●式と川中島合戦合わせて35人程度の出演を予定する。大幅な縮小を余儀なくされた川中島合戦だが、屋内の舞台ならではの演出も盛り込んだ。金剛流能楽を伝承する米沢金剛会や、詩吟の吟道岳鷹会がステージに協力。会員が出演し、戦を前にした上杉軍の心情の変化を表現している。大規模な戦闘シーンに代わる見せ場は、一騎打ちの場面。上杉側の小島弥太郎と武田側の山県昌景など、逸話にある武将同士の対戦が盛り上げる。

 本番と同じ舞台で行われた2日夜の稽古では、出演者が立ち位置や殺陣の動きなどを細かく確認。スモークなどの舞台演出や、声の響き方も丁寧に確かめていた。舞台監督の関口修さんは「(謙信が単身で武田軍に乗り込む)『三太刀七太刀』がクライマックス。能や詩吟など米沢の文化、芸能を凝縮した舞台を楽しんでほしい」と話した。

ライブ配信も

 観覧は無料だが予約が必要。申し込みは市観光課0238(22)5111。当日は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信も行う。

●=示ヘンに帝

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