モンテ、2季ぶり黒字へ 事業報告会、スポンサー収入好調

2021/12/7 10:52
スポンサーなどに感謝の思いを伝えるピーター・クラモフスキー監督(中央)ら=山形市・パレスグランデール

 サッカーJ2・モンテディオ山形を運営する株式会社モンテディオ山形は6日、山形市のパレスグランデールでスポンサーや正会員を対象にした事業報告会を開き、2021年度(21年2月~22年1月)の決算見込みが2千万円の黒字だったと報告した。前年度は新型コロナウイルスの影響で初の赤字決算となったが、スポンサー収入が好調でコロナ禍前の水準に戻した。

 売上高は前年度比1億1600万円増の17億9千万円。スポンサー収入は同1億2800万円増の7億7千万円で過去最高となる見通し。

 集客策としては無料通信アプリLINE(ライン)などのデジタルマーケティングを強化し、感染症対策などをPRした。ホーム戦計21試合の平均観客数は同2138人増の5082人で、J2平均(3910人)を上回り、22クラブのうちJ1昇格を果たした磐田や京都などに次いで5番目に多かった。入場料収入も回復したことで、18年度並みの売上高に戻した。

 22年度には利便性向上や業務効率の改善を目指し、スタジアムのキャッシュレス化を推進する方針も示した。相田健太郎社長は「より明確にJ1を狙い、チームの成績だけでなく、事業の成績も含めて高みを目指していきたい」と語った。

 事業報告会の一環として選手との交流会を開き、ピーター・クラモフスキー監督やDF山田拓巳主将が来季への決意を伝えた。

強化部長総括「攻撃力発揮したが競り勝つ力足りず」

 モンテディオ山形のチーム編成を担当する高山明泰強化部長が6日、報道各社の取材に応じ「攻撃力を発揮し、優勢に進めた試合は多かった。(一方で)勝負を左右するような局面で競り勝つ力はなかった」と今季を総括した。

 クラブ初の監督解任を経て、ピーター・クラモフスキー新監督の下で初の7連勝を飾って躍進。勝負どころと見込んだ9、10月の上位対決で「差を詰められなかったことが大きく響いた」と振り返った。攻撃的サッカーの発展を目指す来季を見据えて「今季の土台となった部分を残し、プラスアルファの補強をしたい」と語った。

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