東根のマンホールデザイン、Tシャツに 京都のアパレルが商品化「魅力広めたい」

2021/12/6 22:03
サクランボ「佐藤錦」をモチーフにした東根市のマンホール

 全国各地のマンホールのデザインをファッションに活用する事業を展開しているアパレルブランド「ジャパンアンダーグラウンド」(京都市)は、本県を代表する商品として、サクランボをモチーフにした東根市のTシャツを製作した。バンで各地のマンホールを巡り、動画配信サイト「ユーチューブ」でその様子を発信するなどユニークな取り組みを続ける代表の足立拓海さん(25)は「マンホールは土地の情報が詰まった観光資源。その魅力を広めたい」と語る。

 足立さんは大学時代に世界40カ国を旅する中で、マンホールのふたのデザインが自治体ごとに違うのは日本だけということに気付いた。各地のマンホールを巡りながら「地面から地域の特色をアピールする独自の文化、デザイン性の高さを世界中の人に知ってもらいたい」との思いを強め、ブランドディレクターの藤本夏紗音(かざね)さん(26)と共にブランドを創設。Tシャツのデザインに生かす取り組みを始めた。

 商品化を目指す旅は7月に北海道から開始。2人で動画配信や会員制交流サイト(SNS)での情報発信を続けながらバンで各地を回り、気に入ったマンホールがあれば自治体に直接交渉してデザインの使用許諾を得ながら南下している。これまで札幌市や宮城県東松島市など北海道、東北地方の11市のTシャツを商品化しており、来年10月ごろまでに日本一周する予定。

マンホールのデザインを取り入れたTシャツを商品化した足立拓海さん(右)と藤本夏紗音さん

 東根市のデザインは、同市が生産量日本一を誇るサクランボがモチーフ。市下水道課によると、市職員が昭和の終わりごろに考案したデザインという。足立さんは「山形といえばサクランボ。色合いのバランスなどを総合的に判断して東根を選んだ」と語る。

 Tシャツは4200円。京友禅の技法でマンホールデザインとブランドロゴを染めている。予約販売のみで、ホームページ(https://japanunderground.shop/)で受け付けている。

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ジャパンアンダーグラウンドホームページ

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