同性婚テーマ、生きづらさを描く 山形大生の模擬裁判公演

2021/12/4 19:10
同性婚をテーマにした山形大生の模擬裁判=山形市・山形テルサ

 山形大生のグループによる模擬裁判公演「幸せの条件」が4日、山形市の山形テルサで上演された。テーマは「同性婚」で、ゲイカップルが国に結婚を認めてもらおうと国家賠償請求を起こすストーリー。昼の部では観客約200人が学生の熱演に見入っていた。

 札幌地裁が今年3月、国が同性婚を認めないのは違憲とした判決を参考にした。主人公が同性愛を理由にいじめられた過去や親との絶縁など、性的少数者が抱える生きづらさを丹念に描いた。誰もが理解できるように、専門用語や裁判の解説をスクリーンに映した。

 昼夜2回公演で昼の部を見た同大人文社会科学部3年宍戸拓斗さん(21)は「内容が分かりやすく、完成度の高さに驚いた。周囲にいる性的少数者について考えるきっかけになった」と話していた。

 山形大生は毎年実行委員会を組織してオリジナルの公演を続けており、今年で49回目。約90人が昨年12月から脚本作りや取材など準備を進めてきた。マスクを着けて演技をするなど感染症対策を徹底した。

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