仕事や足湯、思い思いに ワーケーション新幹線、上野-新庄で運行

2021/12/4 10:59
「やまがたワーケーション新幹線」を楽しむ参加者(県提供)

 県とJR東日本仙台支社は3日、山形新幹線の足湯付きリゾート列車「とれいゆつばさ」を活用した「やまがたワーケーション新幹線」の専用列車1本を、上野―新庄間で運行した。利用者は仕事をしながら足湯を楽しむなど、お座敷列車の特性を生かした新たなワーケーションを満喫した。

 新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、新幹線の利用者数は減少している。両者は新たな需要喚起を狙い、宿泊プランをセットにしたワーケーションツアーを初めて企画した。東北新幹線と連結しない単独編成(6両編成)で午前11時に上野駅を出発。本県入り後は順次停車し、終点の新庄駅に午後3時13分に到着した。

 首都圏を中心に87人が予約した。広い机にはコロナ対策でパーティションを設置し、仕事に打ち込めるようモバイルバッテリーやWi―Fi(ワイ―ファイ)ルーターのビジネスツールを無料で貸し出した。乗客は仕事に集中したり、バーカウンターでジュースを飲んだり、それぞれが特別な時間を味わっていた。

 埼玉県から訪れた20代のアルバイト女性は「ゆったり座りながら資料をまとめた。足湯も楽しかった」と感想を話した。小林剛也県みらい企画創造部長は「ポストコロナを見据えたワーケーションは地方に目が向けられている。需要を丁寧に分析し、次の一手を考えたい」と語った。「とれいゆつばさ」の運行は来年3月で終了する。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]