県内3地銀、ATM相互利用無料に 20日から、預け入れも

2021/12/4 08:37

 山形、荘内、きらやかの県内地銀3行は3日、現金自動預払機(ATM)相互利用時の手数料無料サービス「ふるさと山形ネットサービス(FYネット)」を拡大し、現金の引き出し、振り込み、預け入れが20日から、いずれも無料で相互利用できるようになると発表した。ATMの台数(一部重複)は山形が277、荘内が186、きらやかが206で、3行利用者の利便性が向上する。

 相互利用はキャッシュカードを使った取引のみ。FYネットは山形、きらやかの2行で1990年にサービスを開始した。2行間では現金の引き出し、振り込み、預け入れとも手数料が無料だった。昨年12月に荘内銀行が参加し引き出し、振り込みは無料でできるようになったものの、預け入れが荘内と他2行との間ではできなかった。

 地銀3行がATMを設置している場所(拠点)の数とATM台数は表の通り。3行それぞれが店舗の統廃合を進める中で「不便になった」との声も聞かれたが、サービス拡大後は3行いずれのATMでも、ニーズの高い現金の引き出し、振り込み、預け入れサービスを無料で利用可能になる。預け入れまで相互に利用できる地銀同士の連携は全国でも多くはないといい、3行は「お客さまの利便性を一層向上させるため、引き続き金融サービスの拡充に努める」としている。

 ただし振り込みの際は別途、各行が定める手数料が必要となる。引き出し、振り込み手数料が無料になるのは平日午前9時~午後6時。各行がFYネット参加行以外の金融機関と共同設置しているATMの一部は対象外となる。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]