威勢良く、松の競り市 山形生花地方卸売市場

2021/12/1 21:28
初めて松の競り人を務め威勢良くやりとりする橋本雄太社長(中央)。右は父の橋本彼路士会長=山形市・山形生花地方卸売市場

 山形市の山形生花地方卸売市場で1日朝、全国に先駆けて松の競り市が開かれた。正月の縁起物などに使われる10種類の松が次々に並び、威勢の良い掛け声の中で競り落とされた。

 主力の茨城県産の若松約10万5500本は予約注文で事前販売されており、福島県産の大王松(だいおうしょう)や女(め)松、黒松など約2500本が競りに。小売業者約60人が買い付けに訪れた。競り人は同市場で53年間務めた橋本彼路士(ひろし)会長(74)から長男の雄太(たけひろ)社長(44)にバトンタッチ。額に汗を流しながら「さあいくら」「もういっちょ」と熱のこもった口調でテンポ良くやりとりし最後に拍手を浴びていた。最高額の女松は1本9500円で取引された。

 「生活様式や価値観の変化により松の需要は減少傾向にあるが、正月の縁起物としてぜひ飾ってほしい」と橋本会長。雄太社長について「まずまずの出来だった。これからもお客さんを大切にして頑張ってほしい」とほほ笑んだ。

 同市場では8日にセンリョウ、15日にウメ・ナンテンの競り市がある。

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