庄内、風力発電施設が完成 建設3社関係者ら、安全稼働祈る

2021/11/30 19:51
民間3社が庄内町狩川地区に整備した風力発電施設の合同竣工式=同町・響ホール

 庄内町狩川地区で地元企業3社が建設を進めてきた風力発電施設が完成し、合同竣工式が30日、同町の響ホールで行われた。稼働する風車計12基の合計年間発電量は1万7千世帯分に相当する約6万メガワット時で、県内最大規模となった。

 事業主体である安藤組(同町、安藤政則社長)、加藤総業(酒田市、加藤聡社長)、大商金山牧場(同町、小野木重弥社長)が特定目的会社(SPC)をそれぞれ設立。JR清川駅南側の山中に▽大堰台▽鶴ケ峰▽座頭塚-の三つの風力発電所を設け、それぞれに風車を4基を整備した。いずれも独エネルコン社製で高さ131メートル、出力は1基当たり1870キロワット。事業費は1社当たり約30億円。12月1日に本格稼働し、東北電力に売電する予定だ。

 耕作不利地において、再生可能エネルギーを導入して地域活性を図る「町農山漁村再生可能エネルギー基本計画」に基づき整備した。1社につき毎年400万円を稼働の翌年度から20年間、町に寄付する。町は林道整備などに充てる。

 合同竣工式には3社や町の関係者約80人が出席。神事を行い、代表者が玉串をささげて安全な稼働を祈った。それぞれの社長が「3社で力を合わせて事業をさせていただく。地域に毎年還元できるようにしたい」などとあいさつし、富樫透町長が祝辞を述べた。同町在住の世界的ギタリスト福田進一さんによる記念コンサートも開かれた。

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