県内高校生の就職内定率85.6% 10月末現在、コロナ前の水準に

2021/11/30 09:14

 山形労働局は29日、2022年3月卒業予定の県内高校生の就職内定率(10月末現在)が85.6%になったと発表した。少子化や人手不足などを背景に企業の採用意欲は高く、新型コロナウイルス感染拡大前と同程度の水準になっている。県内企業に就職を希望する生徒の内定率も8割を超えた。

 採用選考は9月16日にスタートした。前年の21年3月卒業生は新型コロナを受け採用選考が1カ月後ろ倒しとなったため、10月時点の内定率を単純比較はできない。

 22年3月卒業の高校生の就職希望者(自営、縁故、公務員を除く)は前年同期比14.5%減の2040人で、うち県内企業への就職希望者は11.2%減の1694人となっている。10月末時点の全体の内定者数は1746人で、このうち県内は1428人。県内内定率は84.3%だった。

 県内企業の求人数は8.7%増の5476人。主要産業別では、製造業が16.8%増の1839人、建設業が9.5%増の1289人、卸・小売業が5.2%増の582人などとなっている。求人倍率は3.23倍で過去最高。

 地域別の就職内定率は、村山が82.2%、最上88.5%、庄内89.4%、置賜87.1%。県内求人倍率は村山3.03倍、最上3.53倍、庄内3.35倍、置賜3.52倍だった。

 全体の傾向について、山形労働局は「少子化をはじめ進学・公務員希望者の増加を受け、就職希望者は減っている。一方で企業の採用意欲は製造業を中心に高く、コロナ前に戻っているような状況」とする。

 県内大学生の就職内定率は前年同期と比べて4.1ポイント上昇し76.5%、短大は同6.5ポイントアップの38.6%、高等専門学校は5.3ポイント上昇し92.1%、専修学校は4.8ポイントアップし61.9%だった。

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