農業×経営、楽あれば苦あり 鶴岡・「SEADS」体験会

2021/11/29 10:33
ベビーリーフの収穫を体験する参加者=鶴岡市豊田

 鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」3期生への応募につなげてもらおうと、同市とSEADS事務局は27、28両日、入校体験会を同校などで開いた。プロモーション活動強化を目的に始めた取り組みで、2回目。県内と東京都、大阪府から10~40代の計5人が参加し、ベビーリーフの収穫などを通し研修内容について理解を深めた。

 同校では農業経営のノウハウと栽培技術を2年間、座学と実践を通じて習得してもらう。同市での定住・就農の促進を目的に2020年度に開校したが、1期生が当初の13人から5人に減ったことが市議会で問題視され、研修生募集の取り組みを見直した。入校体験会はその一環。研修生活に触れ、農業の楽しさや大変さを知ることで、入校を希望する人や検討している人の判断材料にしてもらう。先月23、24両日に初めて開き、20~40代の5人が県内外から参加した。

 今回は初日に同校で座学体験が行われ、庄内地方の在来野菜などの説明を受けた。最終日は、ベビーリーフやミニトマトを栽培している市内のハウス2カ所を訪れ、トラクターの操作方法も学んだ。

 同市豊田のハウスでは運営するヤマガタデザインアグリのスタッフが土作り、作業用の機器などを紹介。参加者はベビーリーフを丁寧な手つきで収穫した。大阪市から参加した岡村絵美さん(44)は「以前から農業に興味があった。地元の素材を肥料に使うなど、持続可能な農業を学ぶ取り組みが印象に残った」と話していた。

 市によると、3期生募集に対しては9月末の1次締め切りまでに5人が出願した。来年2月10日にかけて2次、3次締め切りを予定しており、定員10人になり次第、募集を終了する。

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