本県ラグビー、子どもから熱く 合同練習・体験会展開、継続し競技できる環境へ

2021/11/29 08:47
練習に励む参加者=山形市・山形一中体育館

 県ラグビーフットボール協会は本年度、子どもたちを対象に合同練習・体験会を展開している。競技に取り組みやすい環境づくりの一環。28日には山形市の山形一中体育館で開催し、未就学児や小中学生ら約40人が相互交流を図りながら技術を磨いた。

 ラグビーはワールドカップ(W杯)の自国開催に伴う盛り上がりがあったものの、高校生をはじめ本県で競技人口は減少傾向にある。少子化の流れと共に、要因の一つに挙げられるのが中学生の競技環境。県内の中学校で部活動があるのは山形一中しかなく、小学校時代に競技に打ち込んだ子どもも「ブランク」によって他競技に流出するケースが多いという。同協会は「関心を持ち続けてもらう活動が必要」として取り組みを開始した。

 この日の合同練習・体験会には山形一中生や県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」の有志、山形ラグビースクールのメンバーらが参加。パス回しや、3対2といった局面ごとのシチュエーションを想定した練習などに取り組んだ。タックルの代わりに腰に付けた短冊状のタグを取って攻撃を止めるタグラグビーの試合も行い、軽快なステップで相手をかわしてトライを決めると笑顔が広がった。

 同協会では事業を通じて競技普及とともに人材育成も図っていきたい考えで、12月に鶴岡市内でも合同練習・体験会開催を予定している。関係者は「継続的に取り組み、地元でのラグビー熱の高まりにつなげていきたい」と意気込んでいる。

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