「大橋」開通、市民ら渡り初め 南陽・吉野川、河川改修の一環

2021/11/28 20:57
大橋の開通式典が行われ、関係者らが渡り初めした=南陽市大橋

 南陽市大橋の吉野川で架け替え工事が進められてきた国道13号「大橋」が28日開通し、現地で渡り初め式が行われた。吉野川の河川改修の一環として行われてきた五つの橋の架け替え作業が今回で全て完了した。

 同市が2013、14年の集中豪雨で大きな被害に見舞われたことを受け、県は河川の改修や橋の架け替えなどを進めてきた。19年までに吉野川に架かる「吉野橋」など四つの橋の架け替えと「妹背橋」の撤去などが行われた。

 今回完成した大橋は国土交通省に委託し、16年10月に着工。河道掘削により河川幅が広がったことに合わせ、全長は従来より約60メートル長い130メートルとなった。橋脚の間隔は40メートルほどと約20メートル広くなり、流木が引っかかるリスクが減った。幅は10.25メートルで路肩を含めた車道幅は8メートル。片側に2.25メートルの歩道を設けた。事業費は約25億円。

 式典では神事に続き、主催者代表の白岩孝夫市長が「市民の安心安全な生活を確保するため、吉野川流域の整備事業を引き続き進めていく。市の明るい未来につながる希望の橋となることを願う」と式辞し、平山雅之副知事、県関係国会議員などがあいさつした。関係者らがテープカットを行った後、大勢の市民が渡り初めをした。

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