和島監督(酒田出身)、作品に込めた思い語る 映画「梅切らぬバカ」県内公開、舞台あいさつ

2021/11/28 12:47
作品に込めた思いなどを語る和島香太郎監督=山形市・フォーラム山形

 自閉症の息子とその母親が社会で生きていく姿を描いた映画「梅切らぬバカ」の県内公開に合わせ、酒田市出身の和島香太郎監督(38)が27日、山形市のフォーラム山形で舞台あいさつを行い、作品に込めた思いなどを語った。

 母子が暮らす家の庭にある梅の木について、和島監督は「障害の象徴でもある」と説明。当初は伸び放題の木を切る結末も考えていたが、母親役を演じ、パートナーの息子が自閉症でもある加賀まりこさんから「自分の人生が否定される気がする」との言葉を受け、障害のある側が変わるのではなく「周りのちょっとした変化を描くことを大切にした」と明かした。

 監督自身も今回、てんかんの持病があることをスタッフに伝えたことで支えてもらったとし、「開示することで緩やかに強く人とつながれることを経験した。(加賀さん演じる)珠子さんが言う『お互いさま』に込めた願いが、社会に広がればいい」などと語った。

 この日は東根市のフォーラム東根でも舞台あいさつに立った。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]