手作りの木製玩具、みんなで遊んでね 酒田光陵高生、「ミライニ」に贈る

2021/11/27 09:29
学んだ技術を生かし、タコやカレイをはじめ17種類の海の生き物などを巧みに表現した

 来春、酒田市立中央図書館が移設される酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」で親子連れなどに楽しんでもらおうと、同市の酒田光陵高(藤田雅彦校長)機械制御科の3年生5人が24日、魚釣り遊びができる自作の木製玩具を同施設へ贈った。

 課題研究の一環として、カレイやカニ、クジラなどの海の生き物のほか、長靴、空き缶といった“外れ”も含めて17種類(計51個)を作った。金属部品を埋め込んでおり、磁石が付いたさおで釣り上げて遊ぶ。コンピューターで作成した設計図を工作機械に落とし込み、切断、溝彫りなどの加工を細かく施すことで、それぞれの特徴を表現した。

親子連れなどに楽しんでもらおうと、自作の木製玩具を手渡す酒田光陵高の生徒たち(左)=酒田市・ミライニ

 裏側にQRコードを印字し、スマートフォンなどで読み取ると、それぞれの生態や分布などを学ぶことができるウェブページにつながる。長靴と空き缶については海洋ごみ削減の取り組みを紹介したページに誘導するなど、子どもの環境学習に役立つ工夫も凝らした。館内のキッズコーナーに設けた「木玉プール」で、イベント開催時などに活用するという。

 贈呈式はミライニで行われた。岩浪勝彦市立図書館長に玩具を手渡した丸山佑月さん(18)は「幼い子どもが安全に遊べるよう、仕上げはやすりを使って手作業で行った。幅広い世代が集って楽しく過ごせる、新しい図書館の雰囲気づくりに貢献できたらいい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]