きょう27日皮切り、県内スキー場が続々オープン

2021/11/27 09:11

 ウインタースポーツのシーズンがいよいよ始まる。県内のスキー場は27日の天元台高原(米沢市)、湯の台(大蔵村)を皮切りに続々とオープンする。蔵王温泉(山形市)は12月11日のオープンを前に中央ゲレンデが土、日曜限定で滑走可能になった。全国的に新型コロナウイルス感染者の減少傾向が続き、各施設では集客への期待が高まる。一方で「第6波」への懸念は残り、昨季に引き続き対策を徹底する。

 県内12スキー場のリフト券前売りイベントが天童市で今月開かれ、主催者によると全体的に売り上げは好調だったという。蔵王ライザ(上山市)や赤倉温泉(最上町)など、客足の戻りを実感する施設は多い。蔵王ライザの大場英二エリアマネジャーは「コロナが落ち着き期待の高まりを感じる」と語る。

 昨季に引き続き、多くのスキー場ではレストハウスの座席削減、パーティション設置などのコロナ対策を行う。黒伏高原スノーパークジャングル・ジャングル(東根市)は今月、テーブルや椅子、トイレの蛇口などに抗菌・抗ウイルスコーティングを実施。蔵王猿倉(上山市)は昨季中にテーブルを抗菌加工にし、空気清浄器を7台設置したという。

 このほか「施設の出入り口を一方通行にする」(花笠高原、尾花沢市)、「ロープウエー内が密にならないよう定員を減らす」(蔵王温泉、山形市)(天元台高原)などの対策を講じる施設もあった。

 一方で、拭い切れない不安も。利用者の4割ほどが宮城からという天童高原の担当者は「年明けは催しが多い。感染者が増えた場合に(客入りが)どうなるか」と警戒は解けない様子だ。昨季の客入りは例年の6割ほどで、特に用具レンタル件数が大きく減少した。「感染対策の問い合わせも数件あった。今季もウエアは回収後に消毒し、1日かけて乾燥させる」といい、不安の解消に努める。

 地元利用者の多い施設からは「スキー場を会場にした大会が開催されれば、子どもたちが練習に来るようになる」(西川町民)「学校のスキー教室ができれば集客は回復する」(松山・平田、ともに酒田市)といった声も聞かれた。

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