農林業経営学部長に小沢氏内定 山形大農学部教授、24年開学予定の農林専門職大

2021/11/25 08:57
東北農林専門職大学の教員確保状況などについて意見を交わした検討委員会=山形市・県土地改良会館

 2024年4月の開学を予定する東北農林専門職大学(仮称、新庄市)に関し、県は24日、農林業経営学部長兼農業経営学科長に山形大農学部教授の小沢亙氏が内定したと明らかにした。森林業経営学科長には上智大大学院教授の柴田晋吾氏を充てる予定。県内外で活躍する人材を中核教員として配置し、質の高い学びを提供する。

 山形市内で同日開かれた専門職大学基本計画検討委員会の会合で県の担当者が説明した。学長については、神山修県専門職大学整備推進監の内定が既に決定している。

 小沢氏は農林統計協会研究員や秋田県立農業短期大助教授を経て、2007年から現職。現在は県農業・農村政策審議会長も務める。柴田氏は1980(昭和55)年に林野庁に入り、秋田営林局鷹巣営林署長などを務めた。主な研究分野は自然資源管理や森林環境政策など。会議の席上、小沢、柴田両氏が「新たな大学づくりに取り組んでいきたい」などとあいさつした。

 授業料案についても説明があった。公立大については国立大学法人に準拠しつつ、県外からの入学者は県内者よりも高い入学金を定めるのが一般的だと説明。県内外の大学の状況を参考に、入学金は県内者28万2千円、県外者56万4千円、授業料(年額)は53万5800円とする方針が示された。

 同専門職大の特色の一つに位置付ける臨地実務実習に関しては学びの場を県内に限らず東北各県に広げることとし、来春をめどに一定程度の実習先を確保することを確認した。

 委員からは「女性教員の確保も意識してほしい」「大学名に『東北』と付くのであれば、東北地方からの入学者も本県と同じ入学料にしてもいいのではないか」といった意見が出た。

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