モンテ、町田に3-5で敗れる 悪夢、後半5失点

2021/11/21 21:28
〈山形―町田〉5失点で敗れ肩を落とす山形の選手=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第40節最終日の21日、各地で9試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で町田と対戦し、3―5で敗れた。4戦連続で勝利がなく、通算成績は19勝8分け13敗。順位は7位のまま。

 山形はMF加藤大樹が2試合ぶりに先発復帰した。前半5分、DF半田陸がクロスに合わせて先制。同23分にFWビニシウス・アラウージョが追加点を挙げ、2―0で折り返したが、後半13、15分の連続失点で追い付かれると、同27分にPKで勝ち越しを許した。さらに2点を奪われ、逆転負けを喫した。

 このほか、甲府は秋田に2―0で快勝し、3連勝で勝ち点76として3位に浮上した。前日に引き分けた2位の京都は同82で、来季J1への昇格決定は持ち越した。

 山形は次節の28日、金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で金沢と戦う。

 【評】後半5失点の山形が逆転負けを喫した。DF半田の攻撃参加から2点を先行したものの、連動したプレスに苦しみ、大きくリズムを崩した。後半27分にPKで勝ち越しを許すと、自陣ゴール前のミスも絡んで突き放された。DF熊本の負傷交代も痛かった。

【青炎】連動したプレス、かわせず自滅

 後半だけで大量5失点という悪夢の展開。磨いてきたビルドアップ(組み立て)はプレスに押されるとテンポを失い、自陣から抜け出せぬままに反撃を食らった。惨敗に近い試合内容となり、ピーター・クラモフスキー監督は「誰もが残念に思い、誰もが痛みを感じていると思う」とうなだれた。

 互いに切り替えの速かった序盤の攻防では、DF半田陸の奮闘で2点を先行した。ミスもあったが、失点を回避。「前半はプレッシャーをかいくぐることができた」(半田)と優位に見えた。しかし、ハーフタイムで元北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)ら2人を投入した町田の勢いに飲まれた。

 マークを受け渡しながら前進してくる相手のプレスに太刀打ちできず、本来は武器であるショートパスの連係を試みるもののミスが積み重なり自ら首を絞めた。1、2点目を2分間、4、5点目はわずか1分間のうちに奪われ、守備のもろさが露呈した。途中出場の鄭が2得点で期待に応えるなど、ベンチワークの差もあったか。GK藤嶋栄介は「セットプレーや交代といったタイミングで、気を引き締めないといけない場面の失点だった」と振り返った。今節の逆転負けで4試合連続の白星なし。指揮官続投が決まった直後の一戦は後味の悪さが残った。

原因をしっかり確認しなければ

 ピーター・クラモフスキー監督の話 後半は自分たちの戦い方から離れた形になった。20分ほど苦しんだ時間帯で簡単に失点してしまった。懸命に戦い、最後に点を奪うことができた。しかし、そこまでのダメージが大きかった。再び見ることも苦しいが、(原因を)しっかりと確認しなければいけない。

モンテディオ山形

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