県勢初、河北がグランプリ 全国商工会連合会顕彰、ブランド化が高く評価

2021/11/12 09:10
表彰状を受け取った工藤亮輔会長(右)=東京都

 全国商工会連合会が顕著な事業実績のあった商工会を顕彰する「21世紀商工会グランプリ」で、河北町商工会(工藤亮輔会長)が県勢初のグランプリに輝いた。「かほくイタリア野菜」や「かほくスリッパ」のブランド化を手掛けたことや、東京・三軒茶屋で立ち上げたアンテナショップ「かほくらし」の売り上げが好調なことなどが評価された。11日に都内で表彰式が行われ、工藤会長は「これからがスタートだ」とさらなる飛躍を誓った。

 同グランプリは商工会職員の資質向上などを目的に2012年から実施し、10回目。地域に活気をもたらし、売り上げを確保するなどといった取り組みを有識者が審査する。全国商工会連合会に加盟する1648のうち12の商工会から応募があり、河北は「ブランドの基盤形成と販路開拓・地域創生に大きく貢献した」と高く評価された。

 人口減に伴うマーケットの縮小や企業の後継者不足などへの対策として、河北は農家や事業所と連携し付加価値を高める取り組みを進めてきた。「かほくイタリア野菜研究会」など四つの法人を立ち上げ、特産のスリッパを高品質な「かほくスリッパ」としてブランド化。19年には都内にアンテナショップ「かほくらし」を出店し、昨年の売り上げは新型コロナウイルス禍にも関わらず前年を上回った。

 表彰式に出席した工藤会長は「取り組みはまだまだ発展途上。グランプリ受賞は激励として謙虚に受け止めたい」と話す。芦埜貴之商工振興課長は「経営環境が変化する中、企業の支援体制構築が課題だ。今後も地域を巻き込んだアクションを起こしたい」と決意を新たにした。

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