スケボーで米国大会に挑戦 上山北中2年・伊藤美優さん

2021/11/10 20:22
米国でのアマチュア最高峰の大会に挑む伊藤美優さん。「印象に残る技を決めたい」と意気込んでいる

 スケートボードの本場・米国で今月開催されるアマチュア最高峰の大会に、上山北中2年伊藤美優さん(14)が出場する。大会は「プロの登竜門」とされ、東京五輪で頂点に立った日本人選手もこの大会の入賞を飛躍につなげた。今回は日本の女子選手で唯一の挑戦といい、伊藤さんは「みんなの印象に残る技を決めたい」と練習に熱を入れている。

 小学2年でスケボーを始めた伊藤さんは国内のオンラインコンテストを2連覇し、東京五輪前に競技会場で開かれたテスト大会の女子ストリートで優勝するなど、頭角を現している。蔵王みはらしの丘スケートパーク(山形市)所属選手として、同パークや最上川ふるさと総合公園の寒河江スケートパーク(寒河江市)で技に磨きをかけている。

 今月18~21日に出場する米国フロリダ州での「タンパアマ」は、レベルの高さから「アマチュア全米選手権」とも称される。東京五輪のストリート男子で金メダルを獲得した堀米雄斗選手は2016年の大会で入賞し、その後のプロ戦出場へとつなげた。伊藤さんにとっても「憧れの大会の一つ」で、動画審査を通過して念願の初出場を決めた。

 渡米が近づく中、伊藤さんは連日、寒河江スケートパークなどで技の精度を高める練習を重ねている。新たな技を身に付ける際には恐怖心との闘いが付きまとうが、「できたときの達成感がすごいから楽しい」と屈託なく話す。タンパアマ出場決定に驚きと不安も抱きつつ、「出ると決まったからには頑張るしかない」と度胸も十分だ。

 今月5日には、練習拠点とする両スケートパークを管理する山形環境エンジニアリング(寒河江市、遠藤正幸社長)から激励金が贈られた。伊藤さんは周囲の後押しに感謝するとともに「海外の大会でも『この子ヤバい』と目を引くような滑りをしたい」と大一番に向けて意気込んでいる。

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