鶴岡の食文化、次世代が発信 市独自の料理人決定戦、2代目王者に渡部さん

2021/10/26 11:52
グランプリに輝いた渡部賢さん(中央)と準グランプリの工藤知成さん(左)、宮崎幸也さん=鶴岡市先端研究産業支援センター

 食産業のけん引役を発掘する鶴岡市独自の大会「鶴岡NO.1次世代料理人決定戦」で2代目グランプリに渡部賢さん(44)=日本料理わたなべ=が選ばれた。「鶴岡食のアンバサダー」として準グランプリの2人と共に鶴岡の食を国内外に発信していく。

 市内の45歳以下の料理人を対象にした大会で、課題レシピや動画審査などを経て応募者6人の中から3人が決勝に進んだ。決勝審査は19日に市内で行われた。「あつみ豚」を食材に調理・試食を行い、生産者の五十嵐一春さん(五十嵐ファーム)ら6人が審査員を務めた。

 渡部さんが手掛けたのは「桜美豚のあつみ杉板焼き」。食材にちなんだあつみ杉の上で、しょうゆの実と庄内柿、イチジクを添えて包み焼きし、香り豊かに仕上げた。審査では「素材の性質を引き出している」「厚みを持たせた肉の、特に脂のうま味をしっかり感じた」などと高く評価された。

渡部賢さんが手掛けた「桜美豚のあつみ杉板焼き」(鶴岡食文化創造都市推進協議会提供)

 表彰式が市先端研究産業支援センターで行われ、記念のコックコートなどを受け取った渡部さんは「たくさんの料理人と一緒に鶴岡を盛り上げていきたい」と決意を語った。食のアンバサダーとして「あまり知られていない鶴岡の食材を普及させたい」と展望した。

 鶴岡食文化創造都市推進協議会(会長・皆川治市長)が主催し、2回目。準グランプリには工藤知成さん(ベルナール鶴岡)宮崎幸也さん(東京第一ホテル鶴岡)が輝いた。

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