全国のご当地アイス80種、人気上々 山形・ショッピングセンター吉田

2021/10/24 22:00
ショッピングセンター吉田が店内に設けた「アイスクリームガーデン」。北海道から沖縄県まで各地のご当地アイス常時約80種類をそろえ、人気を集めている=山形市城南町3丁目

 山形市城南町3丁目の「ショッピングセンター吉田」が、店内に全国各地のご当地アイスクリームを販売する「ヨシダアイスクリームガーデン」を設け、評判になっている。運営する吉田畜産の吉田昌永社長が厳選した、北海道から沖縄県までの名物アイス常時約80種類をそろえる。大々的に宣伝していないが口コミで評判が広がり、週末はまとめ買いする人が続出する人気ぶりだ。

 同店は食肉のプロとして厳選肉をそろえ、2019年5月にはイートインスペース「バーベキューガーデン」を開設した。だが、新型コロナウイルス感染拡大のため昨夏から休止。今春からは空きスペースを使って冷凍食品コーナーにしたが、素通りする客が多く売り上げは上がらなかった。

 そこで活用策を再検討。多くの焼き肉店でデザートとしてアイスが用意されてることから肉と相性が良いと、冷凍ケースも有効活用できるご当地アイスコーナーを発案した。国内アイスの市場規模は年々拡大しており、20年度は5197億円と過去最高を記録。夏はもちろん冬の売れ行きも好調で、今や通年商品になっている。アイスコーナーはこの追い風も受け9月10日に開設した。

 価格は100円前後~600円前後。各地で人気のアイスばかりで、“品ぞろえは日本一”の声も。一例を挙げると、クランチチョコとバニラアイスの「ブラックモンブラン」(佐賀県)、九州では給食で提供されなじみ深い「ムース」各種(福岡県)や、「ブルーシール」(沖縄県)「ババヘラアイス」(秋田県)など。本県からは赤塚製氷(天童市)と「COZAB GELATO(コザブ ジェラート)」(山形市)の商品が並ぶ。種類豊富で見るだけでも楽しい。

 仕入れは吉田社長がインターネットで地道に調べ、良さそうな商品はメーカーと直接交渉。小ロットに対応できず諦めた商品もあったが、多くが快く卸してくれた。アイスは冷凍すれば賞味期限がないため在庫の心配をしなくて良く、経営上の有利な事情もある。

 フェイスブックやインスタグラムでしか告知していないが、口コミで評判が広がり、吉田社長は「今は足を止めるお客さまが多い」と話す。毎日違うアイスを買う客がおり、人気商品は仕入れが追い付かないほど。「家庭で全国のアイスを食べ、みんなに笑顔になってほしい」と吉田社長。山形にいながら全国への旅気分を味わえるアイスクリームガーデン。商品は今後も充実させる。

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