モンテ-群馬戦、復活の加藤が決勝ゴール 暫定順位は6位に

2021/10/24 11:22
〈山形-群馬〉後半45分、山形のMF加藤大樹(右)が決勝ゴールを決めて喜びを爆発させる=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第35節第1日の23日、各地で5試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で群馬と対戦し、1―0で勝利した。3連勝とし、通算成績は18勝7分け10敗。暫定順位は一つ上がり6位。

 山形は前節と同じ布陣で臨んだ。序盤からボールを支配したが、群馬の守備ブロックを崩せず、前半を0―0で折り返した。終了間際の後半45分、途中出場のMF加藤大樹が右クロスに右足で合わせ、決勝ゴールを決めた。今季は残り7試合で、現時点でのJ1昇格圏内2位との勝ち点差は10。

 このほか、首位磐田は愛媛と2―2で引き分けた。勝ち点は74。甲府は長崎との上位対決を2―1で制して勝ち点66、長崎は同62。

 山形は次節の31日、栃木県グリーンスタジアムで栃木と戦う。

【評】山形は最終盤に相手の隙を突いた。立ち上がりからボールを支配。サイドを起点に好機をつくったが、決定機は多くなかった。後半45分に前掛かりになった群馬をロングカウンターで攻め、MF加藤が決勝弾。守備では相手のショートカウンターを抑え2戦連続無失点とした。

【青炎】幕際のロングカウンター

 後半45分、あっという間のロングカウンターだった。守備ラインからのロングボールで始まった逆襲。前へ前へとボールを運び、ラストパスにMF加藤大樹が執念で合わせた。劇的な決勝ゴールに「なかなかチームの力になれていなかった。うれしい」と喜びを爆発させた。

 前半からボールを支配。強みの右サイドだけでなく、左からも好機をつくった。だがブロックを敷く群馬の守備をこじ開けられず、時間は過ぎた。攻めはするがゴールが遠い。指揮官は打開の切り札として、ともにサイドのFWマルティノスと加藤を選んだ。

 狙いは的中。決勝ゴールには2選手が絡んだ。前掛かりになった相手選手をDF山田拓巳がかわしてロングパス。前線のFWビニシウス・アラウージョが収めると、左の加藤は猛然と突き進んだ。右のマルティノスがパスを受け、追い越して受けたDF半田陸のクロスに合わせたのが加藤。流れるようなつながりから、最後は体勢を崩しながら蹴り込んだ。

 9月に右脚を痛めた加藤は、約1カ月半ぶりの実戦。チームはその間勝利が遠い時期もあった。その分も「勝利に貢献したかった」と強い思いでピッチに立った。サポーターが復帰を待ちわびた、勝負強さの光るドリブラー。すぐさま今季7点目を挙げ、完全復活を印象づけた。

勝ち点3に値するパフォーマンス

 ピーター・クラモフスキー監督 流れの中で試合を支配した。勝ち点3に値するパフォーマンスだった。守備ではロングボールにしっかりと対応できた。選手は自分たちの戦い方を徹底し、ハードワークしてくれた。攻める時間を長くしてファンを楽しませたい。

モンテディオ山形

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