持続可能な農業支援を JA組合長ら、知事へ要請書

2021/10/23 13:30
吉村美栄子知事に要請書を手渡す折原敬一会長(左)=県庁

 農業現場の声を県の施策に反映してもらおうと、県内各JAの組合長や青年、女性の組織代表者は22日、県庁で吉村美栄子知事との意見交換会を開いた。影響が長期化する新型コロナウイルス対策や担い手の育成・確保について意見を交わし、持続可能な農業・農村づくりに向けた支援などを求めた。

 県側は吉村知事をはじめ、高橋雅史農林水産部長や同部の各課長らが出席。冒頭、折原敬一JA山形中央会長が吉村知事に対し、需要が落ち込むコメ対策の拡充や人材育成の継続・強化、農業セーフティネットへの加入促進などを盛り込んだ要請書を手渡した。

 意見交換ではコロナ禍での米価下落に関し、切実な声が相次いだ。若手農業者の代表は「頑張ろうという気でいたが、気持ちがやられてしまう。若い人に農業を勧めにくい」と厳しい現状を吐露した。他の出席者からも「『はえぬき』『雪若丸』の価格の底上げが早急に必要だ」「『つや姫』の栽培面積を拡大し、生産できる農家を増やしてほしい」などの意見が出た。

 穀物の乾燥・貯蔵施設であるカントリーエレベーターの多くが老朽化し、修繕費や設備更新費が大きな負担になっているとし、「長寿命化のための補助事業を新設してもらいたい」といった要望もあった。

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