庄内総合高生の挑戦 リアビズ模擬起業グランプリ、店頭とネットで販売へ

2021/10/22 11:25
リアビズ高校生模擬起業グランプリに挑戦している庄内総合高の生徒。タオルやトートバッグ、手作りせっけん、アクセサリーのセットを販売する=庄内町・同校

 庄内総合高(庄内町、池田理校長)の2年生有志が「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」(認定NPO法人金融知力普及協会主催)に挑戦している。架空の企業を立ち上げ、庄内地域の事業所や作家に協力を得て商品を考案。既に1次審査を通過しており、利益率や書類の完成度を評価される最終審査に向けて、24日から商業施設やインターネットで実際に販売する。

 リアビズは、現実に近いビジネスを経験することで生徒のキャリア育成に役立ててもらおうと昨年始まった。書類の1次審査を通過した団体には主催者から運営資金として30万円が支給される。これを使い商品を開発・販売し、決算報告書を提出する。

 今回は全国26校計49チームから応募があり、10チームが1次審査を通過した。本県から唯一挑戦しているのは、同校の現代社会を履修する2年生10人。授業の学びをさらに深めようと、エントリーを決めた。片桐未夢さん(17)が社長を務め、企業名は「地球をきれいにしたい」という思いから企業名は「くりーんあーす どるふぃんず」と名付けた。

 販売するのはトートバッグ、手作りせっけん、アクセサリー、ミニタオルのセット。バッグはフェアトレードのコットン製でエコバッグとして使用でき、アクセサリーとせっけんは庄内地域のクラフト作家や福祉事業所に製作の協力を仰いで、自分たちでも手作りした。クラゲ柄のミニタオルは鶴岡市立加茂水族館から仕入れた。片桐さんは「クレームのないよう、丁寧にお客さんの元へ届けたい」、同社広報マーケティング部の佐藤凪沙さん(17)は「地元にたくさん協力してもらい、環境に優しい商品ができた」と語り、充実した表情を見せた。

 セットは2800円と2400円の2種。24日午後2~3時にイオンモール三川(三川町)、11月3日午後1~2時に庄内町新産業創造館クラッセで店頭販売する。インターネット販売はネットショップ開設サービス「BASE」を活用し、11月1~30日に行う。

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