【県内小選挙区】候補者の第一声 2021年衆院選

2021/10/20 09:14

[PR]
 衆院選が19日に公示され、県内3小選挙区に出馬した各候補者は街頭などで第一声を上げ、政策や主張を有権者に届けた。県1区に立候補した遠藤利明氏は党務のため帰県せず、党本部で報道陣に政策を語った。

■ 第1区

原田和広候補(48)立新

中小企業と農業を支援

 日本の運命を決める大切な選挙だ。何も変わらなかったアベノミクスと菅政権の9年間を継承する岸田内閣を選ぶのか、立憲民主党などの野党連合を選んで日本を変えるのか。一緒に変えていくために、新しい日本のビジョンとして「5つの未来指針」を提示した。

 まずは命を守るコロナ対策。検査と隔離という感染症対策の大原則で水際対策に力を入れる。次に共生社会、「社会正義と公正」の実現を掲げた。全ての人に居場所と出番がある社会、人々が絶対に困窮しない社会をつくる。四つ目は地域経済や農業の発展で、コロナ禍で打撃を受ける中小企業や農家をしっかり支援する。最後は教育制度を改革し、独創性を育む世界一の教育を山形で行い、日本のモデルにしたい。

 皆さんの支援を未来指針に託してほしい。私が先頭に立ち、希望の未来をつくることを約束する。

遠藤利明候補(71)自前

コロナと経済対策推進

 当面の最大の課題は新型コロナ対策だ。ワクチンや治療薬の実用化、検査態勢の充実、病床整備などを岸田政権と一緒に進めていく。同時に、そろそろ経済を回す態勢を組んでいかないと持ちこたえられない企業が出てくる。山形は旅館など観光サービス関連も多く、岸田首相が打ち出した数十兆円規模の経済対策をしっかり行っていきたい。

 春の凍霜害や米価下落で山形の農家は大きな打撃を受けている。交付金で減収の影響を和らげるナラシ対策や収入保険の充実などを通し、農家・農村の安定化を図っていく。

 農林業の振興だけでなく山形大などの知の財産を生かした研究開発拠点づくり、安心して働ける企業の創出も大事。取り組んできた山形新幹線の東京―山形間1時間台の実現についても自民党の公約にようやく高速化を盛り込むことができた。着実に推進していく。

■ 2区

鈴木憲和候補(39)自前 

気候変動の対応後押し

 三つの約束をしたい。第一はコロナ対策だ。国産ワクチンの開発、特効薬の実用化などを進めると同時に、苦しむ生活者、事業者の方々が納得できる経済対策を実現する。第二は気候変動への対応だ。私たちは最上川水害や豪雪など今までにない事態に直面している。インフラを整え、安心して暮らせる山形をつくる。農林水産業はじめ多くの産業で気候変動対応の投資が必要になる。国がしっかり後押ししたい。

 第三は人口減少対策。賃金格差を少しずつ埋め、東京一極集中を是正したい。どの地域で暮らしても同じ仕事なら同じ賃金がもらえ、同じように生活ができる国にしたい。

 総裁選を通じ、政治は誰のために、何のためにあるのか改めて真剣に考えた。自民党をもっと国民の感覚にあったものに、国会も、もっともっと、普通に暮らす私たちの感覚にあったものに変えていきたい。

加藤健一候補(40)国新

気候変動の対応後押し

 コロナがまん延し2年近くたち、生きにくい社会となった。事業者や農業者から、もう続けていけないという切実な声が上がっている。全国的な気持ちの落ち込みから、日本は弱気な社会に変わってきている。停滞する市民生活と疲弊している経済を立て直したい。

 南陽市で生まれ、地域の人と共に成長し、結婚し、子育てし、事業を手掛けてきた。だからこそ見えているもの、感じていることがある。ふるさとに対する思いは誰にも負けない。ふるさとを守り抜いていく。

 子供たちはさまざま形で不安を抱え、何のために生きているか迷っている。正直にまっすぐに生きてほしいと思う親心と今の政治とはかけ離れている。子供たちが未来に向かって夢や希望を持てる社会を実現するため、自分に与えられた命を全うし、命をささげ、地域とともに山形から日本を変える覚悟で戦っていく。

■ 3区

梅木威候補(62)共新

消費減税、最賃1500円に

 安倍・菅政権を受け継ぐ岸田内閣に命と暮らしを任せることはできない。自公政権を終わらせる審判を下そうではないか。

 野党共通の政策を実現するため、全力を挙げる。党独自では、四つのチェンジを掲げている。新自由主義を終わらせて消費税を減税し、最低賃金を時給1500円にする。二酸化炭素(CO2)の削減量は最低でも60%を目標に据えて気候変動の危機を打開する。ジェンダー平等の日本をつくり、男女の賃金格差を解消する。憲法9条を生かした平和外交を進める。

 新型コロナ対策では、ワクチン接種と一体で大規模検査を行う態勢を整え、収入が減った家計に給付金を支給する。米価暴落対策として、政府によるコメの緊急買い付けを行う。困窮する国民の声に応えるのが政治の役割。ぶれずに市民と野党の共闘を進めてきた共産党の躍進が必要だ。

阿部ひとみ候補(60)無新

国と県、地域をつなぐ

 庄内、最上の両地域がこのままでいいのかと思い、自分が立ち向かわなければと、崖から飛び降りる思いで立候補を決めた。ここで生まれ、育ち、暑い日も、寒い日も、楽しい日も、つらい日も、この地で過ごしてきた。皆さんの気持ちは私が一番よく分かっている。

 市議、県議の経験を通し、国と県、地域のスムーズなつながりが大事だと考えてきた。高速道路や空港、港などのインフラ整備、社会保障、災害対応、農林水産業などの地域振興といった、さまざまな課題がある。前に進めるには国、県、地域が一体となって取り組む必要がある。そのつなぎ役こそ、私だと思う。そのために、この戦いに勝たなければならない。

 誰にも負けない郷土愛を持ち、皆さんの声を国に届ける。地域に根差した本当の議員として、国会に送り出してほしい。

加藤鮎子候補(42)自前

地方創生、力強く実現

 足元から日本をよくする政治が必要だと考える。地域に根差した保守の精神で、地方創生の旗を振ってきた。岸田政権の中で力強く実現させる。

 新型コロナ対策は、ワクチンをしっかりと行き届かせることが使命だと思っている。数十兆円規模の予算を総選挙後に確保し、経済と感染拡大抑止の対策を両立する。防災・減災、国土強靱(きょうじん)化の取り組みとして最上川の緊急治水対策プロジェクトを進め、地球温暖化対策につながるESG(環境・社会・企業統治)関連投資の流れも生みだすつもりだ。

 日本海東北自動車道や酒田-石巻(宮城県)間を結ぶ横軸道路「ウエストライン」の未接続区間解消は、重要な課題だ。庄内空港の機能強化面でも行動する。若い世代が戻り、子どもを育て、コミュニティーを大事にしながら暮らせる地域をつくりたい。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]