三浦記念賞、2個人1団体 山形市、産業経済向上に功績

2021/10/19 14:51
斎藤保氏

 三浦新七博士記念会(代表理事・佐藤孝弘山形市長)は18日、同市の産業経済の向上に功績があった個人、団体をたたえる「三浦記念賞」の本年度受賞者を発表した。受賞者は斎藤保IHI相談役(69)=同市出身=、平吹和之平吹設計事務所会長(78)=同市=、紅花の山形路(じ)物産振興会(同市、鈴木安一会長)の2個人1団体。表彰式は12月9日、同市の山形グランドホテルで行う。

 斎藤氏は日本三大重工業メーカーの一つであるIHIで主力事業の航空宇宙事業に長年携わり、航空産業の発展に寄与した。同社と東北芸術工科大とのビジネスパートナー協定締結、地元山形の地域振興を目的としたI―Toラボの設立において旗振り役として尽力し、市に最先端産業発展の礎を築いた。

平吹和之氏

 平吹氏は山形商工会議所建設部会長として、地域建設産業界をけん引する。大規模公共施設、集合住宅などの居住空間、商業・医療・福祉・教育施設などの設計、監理を手掛けるほか、神社・仏閣といった特殊建築物の設計も得意分野としている。同市をはじめとする県内全域で街づくりに貢献している。

 紅花の山形路物産振興会は、全国各地の百貨店での物産展開催を通じて市産品の販路拡大や売り上げ向上に寄与。本年度で開催20回を数える「紅花の山形路物産と観光展」は高島屋横浜店の主力催事となっており、大きな売り上げと集客力を誇る。魅力ある特産品や工芸品の販売により、観光誘客にもつなげている。

 同賞は、両羽銀行(現山形銀行)頭取などを務めた経済学者・三浦博士の功績をたたえ、1963(昭和38)年度に創設された。昨年度までに98個人、56団体が受賞している。

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